お手入れ方法や保管場所とは?テニス道具について知ろう

テニスラケットをお手入れする場合、フレーム部分は中性洗剤を染みこませたタオルで拭いていきます。

テニスラケット

ガットが張ってある場合はガット部分は避け、フレームだけを磨くのがポイントです。ガットとはボールを当てて返す部分で、断裂や曲がってしまうことがあります。そのような状態になったら、ガットの張り替えが必要です。
ガットを掃除する時は水分を含ませるのはNGです。乾いた小さなブラシを使い、ガットに付いたボールのフェルトなどを掻き出していきます。

グリップは中性洗剤を含ませたタオルで拭いていきますが、その際グリップテープの状態を確認しましょう。交換が必要な時期になっていたら、グリップテープを巻き直します。

バットキャップは緩んでいないか確認し、ぐらついている場合は釘で留めていきます。

テニス道具を保管する時は、掃除などのメンテナンスをしてからケースに入れておきます。
ラケットをラケットケースに入れる場合、湿気の対策をすることが大切です。例えば、ラケット全体をビニール袋で覆い、外気や湿気に触れにくくしておくと良いでしょう。

また、覆う袋の中には乾燥材を入れるとさらに湿気から守れます。

ラケットケースは直射日光を避け、風通しがいい場所へ置いておきます。直射日光が当たるとケースが日焼けをするだけでなく、劣化しやすくなります。
風通しが悪い場所に置いておくと、カビが生えやすいです。湿気やカビはテニス道具を傷める原因にもなりますので注意しましょう。